1歳7ヶ月頃から、双子たちは痛い事があると、泣きながら痛いところを押さえて大人の方へやってくることが増えました。
前はただ泣いていたのに、最近は痛いところを押さえてきてくれるので、怪我をしてないか探しやすくなりました。
たまに向こうの方を指さして、“あそこの部屋で怪我したんだ”と言っているような時もあります。
双子兄は具体的に、ぶつけたテーブル等を指さしてくれるので、わかりやすい時も多くなりました。
なんでこんなにアピールしてくるかと言うと、もちろん痛いからってのもあるのですが、「いたいのいたいのとんでいけー!」をしてもらいたいからなんです。
結構前にそれをしたときは、二人とも“なんだ?そのすごい魔法は!!”と言った顔つきで見ていました。
今でも、“いたいのいたいのとんでいけー!”と言って飛ばすと、指さした方を見て「あれ!」「あった!」等と言って痛いやつの行方を嬉しそうに見ています。
その仕草がこちらも可愛くて♡♡
「あっち行ったねー!」「あっ!飛んでったね!!」と合わせると、走って追いかけようとしたりもします♡♡
ひどい怪我でない限りは、だいたいそれで泣きやみます。
娘も未だに「いたいのいたいのとんでいけー!」は好きです♪
「わたしもやってー!」と言ってきます。
娘は、自分で「お外の犬ちゃんへ飛んでいけ!」と言ったり、「ママに飛んで行けー」と言ったりします。でも、痛いのを飛ばされたら相手が可哀想だから、そこから色んなものに痛いのを飛ばしていくのですが、だいたい最後は「おそらの雷様へとんでいけー!」と言います。
娘にとって、1番“痛いのをぶつけてもいい人”は“雷様”なようです。
ちなみに、娘にとって“雷様”は“気になる存在✩”の1人です!
前に「なんで雨は降るの?」と聞かれた時に、「雷様が太鼓を鳴らしてるから雨が降るんだよー」と伝えてから、雨が降る度に「雷様が太鼓ならしてるんだねー」と言っています。
また、絵本で雷様がおへそを取っちゃうと知ってから、どんなふうに取るのか?なぜとるのか?とよく聞いてくるようになりました。
そこは、私も見たことがないので何となく答えてます(笑)
雨は降らせるしおへそは取るし、なかなか恐ろしいイメージですよね。
でも、絵本ではチャーミングな雷様が描かれていたからか、娘にとってはそこまで怖い存在ではないようです。
ちなみに、娘とよく読む絵本で雷様が出てくるのは、この絵本。
“たいへんなひるね”と“せんたくかあちゃん”です。
さとうわきこさんが描く“ばばばあちゃん”シリーズや、“せんたくかあちゃん”シリーズに雷様が出てきます。
今回はたまたまこの2冊を借りていました。
3歳後半からこのシリーズの絵本をよく借りるようになり、雷様の存在を知りました。
でも私もなんとなく、雷様ってこんな感じで、元気な男の子なイメージでした。
“いたいのいたいのとんでいけー!”も、雷様の存在も、私が大人になってもしっかり覚えていることなので、きっと子どもたちもこれからしばらくお付き合いして行くものなんでしょうね✩.*˚
少し気になって、この2つのことをネットで調べてみました。
“いたいのいたいのとんでいけー!”は、諸説ありますが、この言い回しを初めて使ったのは加藤茶さんだったそうです!
すごいですね!
また、“いたいのいたいのとんでいけー!”は、世界各国で同じようなニュアンスの言葉がけがあるそうです。
どの世界の大人も、子どもとの関わり方は一緒なんですね♪♪
また、“雷様がおへそをとる”というのは、
⚫雨風が強い時は肌が冷えやすいから、服でお腹までしっかりしまうように。
⚫おへそを隠すように前かがみの姿勢をとることで、雷が落ちないように。
といった意味合いがあるそうです!
なるほどーー!
子どものためを思って考えられた言い回しだったんですね✩.*˚
“いたいのいたいのとんでいけー!”も、雷様の存在も、私が大人になってもしっかり覚えています♪♪
どちらも、日本で昔からある言い回しですが、子どものための素敵な言葉だったと知り、私も子どもたちが大人になってから「あー、昔お母さんにそう言われたなー♪」と思い出せるくらいまでは使いたいなと思いました✩.*˚